家族の変化にも
柔軟に対応できる

 ファミリー層の場合、夫婦2人の時代から、子どもが生まれ成長するにつれ、必要なクルマが変わっていく。最初はコンパクトカーでよかったものの、子どもが大きくなってくると、ワゴン車やバンが必要になってくる。また、家族に介護の必要が生じた場合、それ相応のクルマに変えていくケースも多い。

 スポーツやアウトドアを楽しみたい人は、夏はキャンプ道具を積み込める大型ワゴン車、冬はスキー場へ行くため雪道でも安全なジープと、季節ごとに乗り換えることもできる。

「ワインや食事もそうですが、比べてみて初めて面白さがわかる、ということがよくあります。ご主人の勧めで様々な車種を利用して、それまでまったく興味のなかった奥様や娘さんが、クルマに関心を持つようになったというケースもあります」

 ところで、気になるのは、故障や事故などのトラブル対応だ。

「クルマが故障した場合は、最寄りのガリバー店舗でチェックをします。自然故障であれば修理をします。修理に時間がかかるようであれば、他のクルマを選んで交換していただくこともご提案しております」

 車両保険に関しては、独自の「NORELケア」というサービスでフォローしている。有料にはなるが、自損事故や当て逃げ、火災や転落事故の際にも補償が効く。また、このサービスに加入すれば、1台のクルマを最大5人まで使用することができるので、家族や友人間でシェアも可能だ。

「洋服のように簡単に着替えられるほど、クルマが消費者にとって身近で手軽なものにしていきたいです。クルマを必要とする方々の暮らしを、より豊かにするお手伝いができればと考えています」

 シェアリングエコノミーの浸透とともに所有から共有へ。これからはクルマも洋服を着替えるように、気軽に乗り換える時代になるのかもしれない。

(吉田由紀子/5時から作家塾(R))