ライザップではさらなる店舗拡大を計画しているが、そのための最大の課題がトレーナーの確保だった。「トレーナーによって生じる教え方の個人差を今回のシステムで補うことで、均質なサービスを手強できるようになった」(RIZAPグループ))という。

ユニクロ元幹部が事業の旗振り役

 今回のライザップとソニーという異色のコラボレーションを実現したRIZAPグループ取締役事業基盤本部長の岡田章二氏は、アパレル業界では知る人ぞ知る人物だ。

「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングに20年以上在籍し、情報システム部長やCIO(最高情報責任者)などとして、同社の業務システムの構築やIT戦略を担った。16年11月にRIZAPグループに入社し、現在は人工知能、ビッグデータ、IoTなどの先端テクノロジーによる既存事業の進化を模索する。

 岡田氏によれば、今回のソニーとの共同開発以外にも、現在、ゴルフ関連で共同研究や事業化を検討している4つの技術があり、「中には世間が驚くようなものもある」という。

 完全個室のマンツーマン指導で結果にコミットする独自メソッドでダイエットブームを作り出したライザップ。今後、ゴルフトレーニングのあり方にも一石を投じる可能性がありそうだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 松本裕樹)