通信キャリア間や端末メーカー間で熱い競争が繰り広げられている国内のスマートフォン市場では、2012年の出荷台数が3000万台に迫る勢いともいわれている。

 場所を選ばずインターネットにアクセスし、PCを操作する感覚でさまざまな情報の閲覧や送受信ができる機能そのものや、アプリケーションの充実により、フィーチャーフォン(従来の携帯電話)からの乗り換え組も多いという。

 こうしたスマートフォンの特徴に着目し、スマートフォンをビジネスに活用する企業も見られるようになった。とはいえ、スマートフォンに関する情報セキュリティ管理の問題が取りざたされるなど、ビジネスでの利用にはさまざまな意見がある。

 実際、スマートフォンはどのようにビジネスで活用されているのだろうか。

 ダイヤモンド・オンラインが実施したユーザーアンケート※1では、現在スマートフォンをビジネスに使用している人、使用していない人から次のような意見が寄せられた。以下は、その調査結果の概要である。

業務でのスマホ利用は40%
うち60%が自分の端末を使用

  寄せられた回答数266件のうち、業務でスマートフォンを使用しているケースは109件(41%)、そのうち端末を会社が支給している件数は49件(45%)であった。回答者の業種は、営業・販売職が22.8%と多く、次いで経営者層が11%、研究・技術開発職が9.9%と続く。

   スマートフォンの業務での用途(複数回答)は、次のグラフのとおりメールが最も多く、電話、スケジュール管理、Webの閲覧がほぼ同列。少数意見には、地図検索での利用という意見もあった。

 
※1 ダイヤモンド・オンラインにて2012年2月1日~8日実施