そこでです!

 一方で、杉が有効活用されなくて、花粉が飛びまくっているわけです。他方で、危険なブロック塀が放置されている…ときたら、一挙解決をめざしませんか?その名も「ブロック塀を杉の塀に変えるプロジェクト!」。

 いつ起こるかわからない地震のために、危険なブロック塀を撤去するのが難しくても、今、多くの人が苦しむ杉をなんとかしたい気持ちを原動力に、ブロック塀撤去ができればいいなと思うのです。

出典:西川材使用住宅等建築補助金について(飯能市)
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/1143
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出典:西川材使用住宅等建築補助金について(飯能市)
https://www.city.hanno.lg.jp/article/detail/1143
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 実は、杉の有効活用についても、杉の産地などでは、助成金がでているのです。

 こちらは埼玉県飯能市のもの。木塀と明記してあるのが嬉しいですね。地元の西川材という杉を使って、杉の塀に変えれば助成金がでます。だから、ブロック塀は杉の塀に変えられます。

(東日本大震災直前に、飯能市に「ブロック塀を杉塀に」とプレゼンした際には塀もリフォーム補助金に含まれると回答を得たものの、塀そのもので助成されるか、明記されていませんでした。明記されるように変わっていて嬉しい!)

 難燃処理された杉もでてきていますし、最初から炭化させて、味のある塀にしつつ、燃えにくい塀にすることもできます。

 この杉の有効利用と地震のブロック塀撤去は目的が異なるものです。ですので、自治体にもよるのですが、両方の助成金を併用使用することも可能なのです。そうすると、全額補助を受けることも可能になります。

 全国で杉の有効利用に取り組んでいる自治体では、ぜひ、地震の際のブロック塀撤去とセットで取り組んでいただきたいです。そうすれば、一挙解決!(国も動いてほしいくらい!)

 そうは言っても、ブロック塀撤去助成もなければ、杉の有効利用助成もないという場合のところもあるでしょう。その場合、生け垣に変えれば助成される緑化助成が利用できる地域もあります。