選抜高校野球で「公立の復権」は実現するか森岡浩さんの著書が好評発売中!
『高校野球100年史』
東京堂出版、3000円(税別)
140年前の学校野球の開始から
100年に及ぶ全国大会の歴史本!

戦前から現在までの記憶・記録に残る試合、名場面・珍事件等のエピソード・トリビアが満載です!

 平成元年から10年までの10年間にベスト4に進んだ延べ40校の内訳は、公立校が9校で私立校が31校。

 続く11年から20年の10年間の40校も、公立校が11校で私立校が29校とほぼ同じ比率だが、21年以降の9年間では、36校のうち公立高校はわずかに3校(21年の清峰高[長崎]・利府高[宮城]、28年の高松商[香川])のみ。残りの33校はすべて私立高校で、私立高校の割合は実に9割を超える。

 さらに22年以降だと、28年準優勝の高松商以外はすべて私立で、私立校の比率は97%(32校中31校)にのぼる。もはや公立高校がベスト4まで勝ち進むのは至難の技といえる。

 今年出場する9校の公立高校のうち、ベスト4に進む学校は生まれるだろうか。

(姓氏研究家、野球史研究家 森岡 浩)