永谷研一(ながや・けんいち)
株式会社ネットマン 代表取締役社長
1966年静岡県沼津市生まれ。2001年より「携帯電話などモバイル端末を活用したアクティブラーニング」を手がけるICT利活用教育のパイオニア。行動変容を支援するITシステムを考案・開発し、日米で特許を取得。行動科学や認知心理学をベースに、これまで1万2000人以上の行動実践や内省のデータを検証・分析し、目標達成のための行動習慣化メソッド「PDCFAサイクル」を開発。三菱東京UFJ銀行や楽天、日立グループなど130社以上の人材育成プログラムに導入される。
著書に『絶対に達成する技術』(KADOKAWA)、『人材育成担当者のための 絶対に行動定着させる技術』(ProFuture)、『1日5分「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート』『できたこと手帳』(以上クロスメディア・パブリッシング)がある。

『月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい』
著者からのメッセージ

 私はこれまで1万2000人以上の方の振り返りをサポートしてきました。10年以上蓄積された振り返りデータを分析する中でわかったことがあります。それは、成長しない人は「経験」から学んでいないということです。せっかく貴重な経験をしているのに、それを分析して次に生かそうとはせず“スルー”してしまっているのです。

 成果を出す人は、必ず経験から学んでいます。一度立ち止まり、考えてから、前に進みます。経験したことを、よりよくしようと磨き上げているのです。私たちが成長し、自己実現を果たすために「振り返り」は欠かせないステップなのです。

 しかし、そうは言っても、やはり振り返るのはめんどうですよね。「振り返りが大切なことくらいわかってるんだよ! でも時間がないし、効果的なやり方がわからないからできないんだ!」そういう方にこそ、本書のメソッドはピッタリです。本書のメソッドはとてもシンプルでかんたん。「できたこと」を振り返る、ただそれだけです。

 これまでの振り返りのメインテーマとなってきた「できなかったこと」や「失敗」は完全無視でかまいません。ただし、毎日、少しでも「できた!」と思うことがあれば、それだけは絶対に無視せずにメモする。そして、その中のいくつかを月1回、じっくり振り返り、行動を変える。これだけであなたは常に成長し、成果を出し続ける好循環に入り、「ありたい姿」「目標」に最速で到達できるのです。

 仕事、スポーツ、資格試験、TOEICなど、さまざまな分野に効く目標達成・自己実現メソッドです。この一冊をフル活用することで、「売上目標を達成」「資格試験に合格」「大会で優勝」など、あなたが目指すゴールに最速で到達できるようになることをお約束いたします。


【ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ】
『月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい』

月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい 告知情報『月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい』(永谷研一著、ダイヤモンド社刊、定価1300円+税)

 ビジネスを中心に、スポーツ、資格試験、TOEICなど、さまざまな場面での目標達成、自己実現を支援するこれまでにない「振り返り」メソッド!  1万2000人以上の行動を変えてきた行動変容の専門家が、夢や目標に近づくための、正しい「経験の振り返り方」を紹介! 

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【もくじ】
■巻頭付録「振り返りシート」

■PART1 成長への一歩を踏み出す 1日5分の「できたことメモ」
・「反省」は振り返りではない
・「心のフタ」を開けると成長できる
・成果を出し続ける人は、ワクワクできる人
・今の心の状態がわかる5つのサイン
・「できなかったこと」は無視。「よし! うまくできた! 」は絶対にメモ
・あなたのまわりには「できたこと」がたくさん転がっている

■PART2 月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい
・月1回、心の中の自分と素直に向き合う
・「できたこと」が生み出す計り知れない効果
・「2つの思い込み」を取り除けば、あなたはぐんぐん成長できる
・思い込みを取り払うために大切なたった1つのこと
・ゼロベースで自分の行動を見直そう
・今のやり方を疑う「3つの自問」
・相談でアドバイスを求めてはいけない
・「今、本当に取り組むべき課題」を1つ見つける
・「期限」と「度合い」が行動の質を変える

■PART3 これで「やり抜く人」になれる! 行動し続ける技術
・取り組む課題がわかっても、行動できないのはなぜ?
・とにかく小さなことから始めよう
・行動は「タイミング」が命
・誰かのためではなく、自分のための行動計画を立てる
・あいまいな言葉に要注意
・働く人の「勉強の計画」は続かない
・「○○しない」は「(大好きな)△△する」に置き換える
・行動定着率が5倍に跳ね上がる意外な方法