「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの小川晶子さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)

「学級閉鎖になった教室でも元気な子ども」だけができている、たった1つの習慣Photo: Adobe Stock

毎年出る、感染症による学級閉鎖

今年の冬も、近隣の学校では複数のクラスで学級閉鎖が出ている。息子のクラスもインフルエンザの流行で学級閉鎖になった。
みんな気をつけているはずだが、感染症が一気に広がるのを完全に防ぐのは難しいようだ。

感染症予防の第一は、いうまでもなく「手洗いうがい」である。

石けんで手を洗わないと気が済まない理由

小学校3年生の息子は、帰ってきたときやトイレのあと、石けんで手をきれいに洗うことが習慣になっている
外出先のトイレに石けんがないときは、トイレを我慢してでも他に石けんがある場所を探すくらいだ(大変なので、石けんを持ち歩こうと思っている)。
なぜそこまで石けんで手を洗うことにこだわるのかを聞いたら、学校にポスターが貼ってあるからだという。

石けんで洗った手と、そうでない手についているバイ菌の様子がポスターになっているそうだ。
そのイメージが頭の中にあるため、石けんで手を洗わないと気持ち悪いらしい。

そのおかげか、息子は滅多に感染症にかからない。家族がインフルエンザになっても、うつることなく元気にしている。

ただ…
石けんを流したあとの手をタオルで拭くのが甘い。さっとしか拭かないので、手が濡れているのだ。手が濡れたままだと、その水分が蒸発するときに肌の水分も奪われてしまう。冬場は特に乾燥するので、息子の手はあかぎれがよくできる。

どこまでできているかな?

小学校入学前後に知っておきたいルールや習慣について、かわいいイラストで教えてくれている本まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』の中に、「てをきれいにあらおう」というページがある。

「学級閉鎖になった教室でも元気な子ども」だけができている、たった1つの習慣『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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①きれいな みずで てを ぬらそう。
②せっけんを よく あわだてよう。
③てのひらから てのこう ゆびのあいだ ゆびのさきまで ごしごし。
④あわを しっかり ながしたら タオルで ふこう。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.45)

息子とこのページを見ながら、「3まではできているよね!4がちょっとおしい」と話した。
タオルで手を拭いているブタさん、気持ちよさそうだ。
本書には、できたらチェックを入れる箇所もあるので、ここに書き込んだりシールを貼ったりすれば達成感も出るだろう。
手を洗ってしっかり拭くところまでが一連の流れ。小さいうちから正しい手洗いを習慣化することが、感染症予防の第一歩になるはずだ。