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慢性便秘症の妻を
襲った吐き気と腹痛

 英子さん(仮名・48歳)は、まあまあの健康体だ。病院にかかるのは数年に一度、風邪を引いた時ぐらいだし、健康診断の数値も問題なし。メタボ検診だって1回も引っかかったことがない。

 ただ、肩こりも腰痛も慢性的にあるし、10代の頃から常に便秘症だ。3日や4日、便が出ないのは当たり前。中学の修学旅行前には、提出期日までに検便が出せず、なんとか排便しようと学校のトイレでいきみまくった思い出もある。

 (あの時は本当に大変だったなぁ)

 今でも「修学旅行」とセットで思い出す心の傷だ。

 さらに便秘は美容の大敵でもある。とくに困るのは吹き出物だ。若い頃、生理と便秘が重なった時などは、脂が浮いたおでこやアゴに芯のある痛くて大きな吹き出物がしょっちゅう出現し、英子さんを苦しめた。

 吹き出物は、ホルモンバランスの乱れが原因とされているが、排泄されない便に由来する毒素が悪さをしているに違いないと、英子さんは思っている。

 とはいえ、40年近くもそんな状態なので、便秘への対処は慣れたもの。5日目には下剤を飲むと決めており、強制的に出すと決めている。

 便が溜まってくるとお腹が張って食欲がなくなる上に、ガスに押されるせいか胸のあたりが強く痛むこともある。「溜めっぱなしはよくない」ことは重々承知しているので、これまでも女性誌やテレビの健康番組を参考に、よいとされることはすべて実行してみたが、効果はなかった。