IoT時代に
AIと仮想通貨は両輪の技術
いずれにしても、IoTが今後のキーワードであり、パラダイムシフトを起こすことは間違いのないところだと思います。
ただし、そのためには、どの分野からどのようなIoT製品を普及させていくか。そして、その製品がどれだけ「買い手」目線に立っているかが鍵になると思います。
さて、私が定義する「IoT」の世界を実現しようと思ったら、当然ですがAIの存在なくして不可能です。
そして、このAIは、今では「ディープラーニング」という技術で自己学習をします。
ディープラーニングをするAIは「子どものAI」。
一方で、人が一から教えて丸暗記させるAIは「大人のAI」と呼びます。
同じAIといえども、両者でどれほどの違いが出るのかは、第1回連載の中で「子どものAI」である「Google翻訳」と、「大人のAI」である別の翻訳サービス(X翻訳)に同じ英文を日本語に翻訳させて、まったく異なる結果になるケースを紹介しています。現在一番人気の第2回連載「近い将来、『税理士や翻訳家は失業』という予想は大間違い」と併せてお読みいただけたら、望外の喜びです。