また、Facebookでは、趣味のアニメ関係のアカウント以外に、特定政党の公式アカウントや機関紙、地方支部、同政党の委員長など、議員数十人のアカウントに対しても『いいね!』をしていることがわかりました。
(※トクチョーでは、出生地、国籍、思想・信条、家族に関することなど、就職差別のための調査、就職差別を助長するような調査は一切承っていません。あくまで、炎上してしまうような社会通念上非常識と思われる投稿を本人名義でするなどのSNS利用状況を確認し、報告しています)
トクチョー 「学生時代に少なくとも20回以上、さまざまなデモに参加されていたようです。Facebookの公開された投稿は、政治的なニュースや発言のシェアがほとんどでした」
B課長 「面接でも正義感が強くて行動力があるイメージでしたけど、これを見る限りその通りのようですね。うち(A社)は特定政党支持者に対してふるいをかけるような差別的なことはしませんから内容は問題ありませんが、SNS実名アカウントの公開投稿はSNS利用ポリシーで控えてもらっているので、入社された際は注意を促したいと思います」
隠してもバレてしまう
過去の事件や事故
続いてYさんです。
トクチョー 「Yさんは米国ではやっているTumbler(タンブラー)とTwitterのアカウントを本名で利用しているようです。プロフィールの年齢が一致していて、写真も同一人物のように見えます。そこで、ちょっと気になる投稿がありました」
B課長 「気になるとは?」
トクチョー 「実はTwitterに、〇〇地方裁判所の建物写真とともに『裁判所なう』というつぶやきがあったのです。そのつぶやきの少し前に、Tumblerの方にはYさんのものだったと思われる、大破したバイクの写真もアップされていました」
B課長 「ということは、何らかの事故を起こして裁判所に行った可能性があるということでしょうか?Yさんは真面目で控えめなタイプに感じていたので、大型バイクに乗っているとは意外ですね」
トクチョー 「破損バイクの写真と、裁判所の写真の因果関係までは分かりませんでした。ただ、御社のエントリーシートや、指定の履歴書などに賞罰を記載する箇所がなければ、面接で確認するという方法もあると思います」