K課長 「Yさん、今日の午前中にメールに添付されていた請求書ですが、間違っているところが何ヵ所もありました。ちゃんとリーダーのBさんにチェックしてもらってから送るようにしてください」

Yさん 「リーダーには確認したのですが、メールの返信がありませんでした」

K課長 「そんなはずはないと思いますよ。後輩の指導をするように伝えてありますからね。もう一度私からも伝えておきますね」

Yさん 「課長、その…。リーダーは新入社員の研修で忙しいみたいなので、ほとんど席にいらっしゃらないですし、私も本当はリーダーに聞いた方がいいのかなとも思っていましたが、メールの返信がないのでしつこく送ると迷惑なのかと思いまして」

K課長 「確かにリーダーは忙しいかもしれませんが、メールの返信がないとか受け身ではなく、自分からアクションを起こさないと何も始まらないですよ。これから新入社員も部署に配属されるのですから、しっかり頑張ってください」

Yさん 「はい…。頑張ります」

 K課長は、この会話の後にBさんと、Yさんの指導について話し合いました。Bさんは、「最近の若い世代の人は、相手に求めることばかりで困る」と愚痴をこぼしていたそうです。

事実確認を優先させ
本音を引き出せず

 一般的に、世代が違えば、感覚の違いがあるのは当たり前のことです。管理職世代と若手社員との間で、それぞれの価値観を共有して会話をするのは、至難の業かもしれません。