受験料も含め「奨学金が使えない期間」でいったいいくらかかるのかを確認しておく必要がある
受験料も含め「奨学金が使えない期間」でいったいいくらかかるのかを確認しておく必要がある(写真はイメージです)

いまや大学進学者の2人に1人が借りているといわれている奨学金。大学生の生活を助けるはずの奨学金だが、近年「返還に苦しむ若者」や「保証人となった親の老後破産」などマイナス面も浮き彫りになってきている。どうしたら返還に困らずにうまく借りることができるのか?『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』の著者・竹下さくら氏が、これから奨学金を考えている人に向けて、賢い借り方・返し方をアドバイスする。

高校3年の4~5月が勝負!
奨学金を借りると決めたら「即行動」を

 前回は、奨学金を借りる前に知っておいてほしいポイントを解説したが、実際に「奨学金を借りよう」と決めてからはどのように動けばよいのか?

 もし奨学金を借りると決めたなら、早めに動いた方が「借り方の選択肢」が増えることは、前回述べたとおりだ。そのためには、まず奨学金を借りるまでのスケジュールを確認しておく必要がある。

 一般的な借り方としては、「高校を通じて申し込む」やり方である。まず4~5月にお子さんが通っている高校で行われる奨学金の説明会に参加し、その後に予約採用の申し込み締め切りが2回あるのだが、意外に時間がない。説明会が開催されるタイミングは高校によって異なるため、中には「説明会後、2週間程度で第1回の申し込み締め切り」といったこともありえるのだ。