新年度が始まり、新社会人も中堅社員も期待と不安が交錯する頃だ。それぞれ自己啓発の計画を立てているかもしれない。とりわけ、スタート台に立ったばばかりの新ビジネスマンは最初が肝心だ。長年、ビジネスの世界にいてわかったことは、ビジネスマンとして優れている人に東西問わず例外なく共通しているのは、謙虚で常に何かを学んでいることだ。
学歴や出身よりも
学び続けることが力になる
著者は長年、国内外の組織、企業で働いてきた。最初に入ったコンサルティング会社のマッキンゼー(東京)では、学卒採用第1号だった。その後、、世界銀行(ワシントンDC)や投資銀行のJPモルガン(ニューヨーク)、NMロスチャイルド(東京)、そして自ら起業した投資会社と続くが、謙虚に学び続けるという姿勢は、これまで会った優秀な経営者やビジネスマンに共通する。
いまなりわいとしている投資業でもそうだ。