池上氏・人気の秘訣は
「五黄」特有の〇〇力にあり?
池上彰さんは、1950(昭和25年)8月9日生まれ。「9code」は「ガイアの五黄」です(すべての人が生年月日で9タイプに分かれる判定法は本書にあります)
「ガイアの五黄」の特性は、名誉から嫉妬まで引き寄せるパワーを持っていることです。それゆえ、自分をコントロールすることが大事になってきます。
そして「ガイアの五黄」の忘れてはいけない特性、人生のテーマがあります。それは“破壊と創造”です。
既存のものから新しいものを生み出していく力を持っているということです。
こうした「ガイアの五黄」の特性を踏まえ、「9code」視点で池上さんの人生を振り返っていくと、いかにも「ガイアの五黄」の池上さんらしさが出てきます。
池上さんはNHK出身で、最初は記者として報道でスタート。
そして池上さんが注目されたのは、NHKの人気番組「週刊こどもニュース」です。
お父さん役の池上さんが子どもたちやお母さんからの「ニュースの?(はてな)」に応えていくスタイルの番組で、何と池上さんはここで2005年まで「お父さん役」でした。
ニュース解説で11年もの間、“看板父さん”になったということ自体スゴイことですね。
これも、「ガイアの五黄」としての“人を引きつける力”があってこそでしょう。
この頃に「ガイアの五黄」たる強い求心力の片りんを見せはじめています。
ただこの頃は、池上さんにとっては“挑戦”の時期だったようで、池上さんは自著『伝える力』でこう言っています。
「週刊こどもニュースでは、本当に勉強させてもらいました。誰にかといえば、それはなんといっても、子どもたちに、です」
「子どもたちに、どうやって世の中で起きている事件や事故、出来事をわかりやすく伝えるか。これが大変だったのです」
「大人も、ニュースの中身をあまり理解していないというのが私の実感です」
子どもたちから“ダメ出し”されながらどうしたら伝えられえるのか。
そのポイントを常に挑戦し続けていたという点で、この時期は現在の池上さんを形づくる原点の時期ともいえるのでした。