頼られ上手の池上氏、
その理由とは?

 池上さんの転機は2005年。池上さんのバイオリズムでは【陽5年・陰1年〈合期〉】、つまり「六白の部屋」の年です(*バイオリズムの詳細は本書にあります)。

「六白の部屋」の年は、前向きな発想で創造力を活かして行動するというのがテーマで、行動力が旺盛になる時期でもあります。
 この年、池上さんはNHKを退職しフリーになりました。
 そして、この年から池上さんの名前が広く世間に知れ渡っていきます。
 本や雑誌、池上さんの名前を冠したTV番組や選挙特番など、メディアで見かける機会が俄然増えていき、その人気ぶりは現在でも変わっていません。
 メディアからの引っ張りだこ状態に危機感を持ったからでしょうか、2011年の【陽2年】の年にテレビ、ラジオなどへの出演休止宣言をしたこともありますが、その後、大学で教鞭をとるなど活躍の幅を広げています。
 メディアに頼られ、教育現場から頼られる。頼られ上手はまさに、何でも引きつける能力のある“五黄冥利”につきますね。