自動車を購入するユーザー
今後はさらに減少

フォードイラストイラスト:安田雅章

 米国では「10年後にはユーザーが移動の手段として最初に選ぶのはウーバーなどのライドシェア、あるいは一時利用を中心とするカーシェアリングになる」という予想がある。そしてサルーンタイプのクルマを自家用車として購入するユーザーは今後さらに減少していく、という。

 一方でトラック、SUVは堅調で、大型トラックの需要は今後も伸びが見込まれる。こうした大型車両がEV化されるにはまだ時間がかかりそうで、近い将来、“自分自身で運転するクルマといえばトラック系”という図式が成り立つ可能性もある。

 実際に17年の米国新車販売実績は、全体のトップはフォードFシリーズで5.2%のシェア。続いてシボレー・シルバラードが2位、ダッジ・ラムが3位と、すべてピックアップトラックだ。4位はトヨタRAV4で、5位が日産ローグ。

 乗用車部門でトップのカムリは、全体で6位。7位にホンダCR-Vが入り、シビックが8位、カローラは9位、アコードが10位となる。11位以下にはエスケープなどのSUVが続く。フォードの乗用車はフュージョンの19位が最高だ。

 フォードの16年と17年の販売実績を比較すると、乗用車は軒並みダウンが目立ち、フュージョンは前年比21%減、フォーカスは6.2%減、と大苦戦。フォードが乗用車部門に見切りをつけるのも納得できる状況だ。