――ツイッターの広告商品とは具体的にどのようなものか。

 通常のバナー広告と同時に、ツイート(つぶやき)を使った独自の広告商品を持っている。

 ひとつは、ユーザーのフォロー(つぶやきを購読)しているアカウントの傾向に合った広告主のアカウントが、タイムライン(購読しているアカウントのつぶやきがリアルタイムで表示される掲示板)上で、たとえそのアカウントをフォローしていなくとも表示されたり、特定の検索キーワードでツイートを検索したときに検索結果の上位に広告主のツイートが表示される「プロモツイート」(写真1)、さらに、タイムライン欄外にユーザーの嗜好に合わせて表示される「おすすめユーザー」の上位に関連するトピックの広告主が表示される「プロモアカウント」(写真2)などがそれだ。

 強調したいのは、これらの広告商品が同業他社と比べ非常に高い効果を上げているということだ。クリック率(広告の表示頻度に対して実際にどの程度リンクがクリックされたか)、エンゲージメント率(フォロワー数に対する返信率)は、競合するSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に比べて圧倒的に高い。

 例えば、検索時に表示されたプロモツイートのクリック率は、3~5%。競合SNSにおいてこの数字は良くて0.5%と言われている。これを見てもいかにツイッターの広告が効果的にユーザーを獲得できているかがわかるだろう。これは、タイムラインからわかるユーザーの嗜好に併せた広告の打ち出し方ができているからこそできることだ。しかも、米国のみならず、英国と日本でも同様に高い効果を上げている。また、数万人の顧客を相手にした国際的な大企業ブランドのアカウントでも、限られた人数の顧客を相手にした中小企業のアカウントも、全く同様にこのサービスを使うことができ、広告効果を上げているのが素晴らしいところだ。

 これらの広告商品の利益率は非常に高い。サービスの仕組みが今後もうまく回り、さらに広告での顧客が順調に拡大していけば、ツイッターの利益にも大きく貢献することが期待できる。