トップ営業マンはネガティブだが、シンプルな考え方をする
実は「ポジティブ思考」は、あまり営業向きではない(写真はイメージです)

トップ営業マンと呼ばれる人の「考え方」とはどんなものなのだろうか。いつも明るく、前向きで、「ポジティブ思考」と見られがちだが、意外にもネガティブ思考の人が多いのだ。その反面、複雑には考えず、ポイントを突いたシンプルな考え方をする人が多い。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)

トップ営業マンほど
“ネガティブ思考”の人が多い

 トップ営業マンというと“ポジティブ思考”のイメージが強い。いつも元気でエネルギッシュ。少々の失敗をしても「まあ、次を頑張ればいいさ。あっはっはっ!」と笑い飛ばしてしまう。

 そんな姿を想像するだろう。

 しかし、私が知っているトップ営業マンたちは意外にも“ネガティブ思考”の人が多い。営業成績を知らなければ《えっ!この人が本当にトップ営業マンなの?》と驚いてしまうほどだ。

 そういえば、営業マン時代の私もまたネガティブ思考だった。それはトップ営業マンになってからも変わらなかった。もともと7年間ほどは売れない営業マンだったので、どうしてもポジティブに考えられないという事情もあったと思う。

 振り返って見れば、私自身、ネガティブ思考は決して「欠点」ではなく、むしろ、「長所」だと考えるようになった。

 というのも、実際、このネガティブ思考はお客様とのトークを考える上で非常に有利に働いたからだ。

 では、具体的に説明させてほしい。