
今年5月下旬、エストニアで起業家のカンファレンス「Latitude59(ラティチュード59)」が開かれた。孫泰蔵氏は、子どもたちへ新しい学びを提供する「VIVITA(ヴィヴィータ)」のエストニア進出を発表。教育分野の変革を促す民間非営利団体Eesti2.0のCEO、Ede Schank Tamkivi(エデ・シャンク・タムキヴィ)氏との対談が行われた(全2回)。
エデ・シャンク・タムキヴィ VIVITAのニュースについて教えていただけますか。
孫泰蔵 ええ。世界は今、劇的な変化を遂げています。ですが、教育制度はほとんど変わっていません。僕は、未来の子どもたちのために、教育制度を「アップデートしなくてはならない」という大きな責任を感じていました。
そこで1年ほど前に、東京近郊でVIVITAの活動をスタートしました。その後、(エストニアの首都)タリンで素晴らしい起業家たちに出会い、VIVITA初の海外拠点をエストニアに置くことを決めました。数カ月後にはスタートできると思います。
エデ それは良いニュースですね(会場拍手)。
孫 VIVITAをご存じでない方に映像を用意しました。ご覧いただけますか(映像を上映)。