ほんとうに「4000万円」が貯まった人の話
以前にこの連載で触れた「2000万円を4000万円に倍増させた人」の話を覚えていますか?
※参考記事
「貯金オンリー」は世界の非常識!?知識のある家計は7年半で2000万円を倍増させるhttps://diamond.jp/articles/-/163234
じつはこの方は、「平均狙い」のインデックス投信の自動積立を実践し、愚直に「何もしない」を貫いたことにより、思っていた以上の資産を手に入れたのです。
彼が積立をはじめたのは2000年夏。アメリカの401k(確定拠出年金)という年金制度を利用することにし、毎月の給与からの天引きで自動的に定額を積み立てることにしました。なお、このプランでは、本人が勤める企業のほうも積立をしてくれるマッチング拠出のかたちが取られています。
彼は銀行口座に6カ月相当の生活費を貯め、車の買い替えと家の改装のための費用は別枠で用意しながら、あとの余剰金はすべてインデックス投信の積立に回しました。生命保険は掛け捨ての保険を使い、保障額は十分に確保するとともに、保険料は最小化しました。
2人の子どもの学資はそれぞれに学資積立プログラム(529プラン)を利用し、こちらもインデックス投信に回していますが、右記の年金とは別立てです(これも運用利回りは非課税)。