株式投資を始めるなら、決して中途半端な気持ちで始めてはダメ。必ず勝ち残るという強い覚悟を持ってのぞもう。「成長スピード」こそが、株で勝つための分かれ道――。PR会社を経営しながら、株式投資で資産2億円を達成した上岡正明氏は、最新刊『神速株投資術』(ダイヤモンド社)の中で、株で勝ち組になるためのポイントをそのように語っています。本連載では、同書の内容をもとに、株で勝ち続ける人が持っている「考え方」「見方」「やり方」の3つの型について紹介します。
投資家には4つのタイプがある
おそらく、ほとんどの投資家が、株式投資の最初の時点でゴールを設定していません。ただ、漠然とお金を稼ぎたい、では小学生のお小遣い稼ぎと変わりません。
もちろん、投資家によってゴールが違って当然です。
1億稼ぎたい投資家もいれば、1000万まで稼ぎたいと考える投資家もいます。それでも、ゴールをきちんと決めた方がいいのです。
ゴールが決まれば、あとはそこまでの距離とルートを知ることによって、少しずつでも、近づくことができます。
逆に、ゴールが決まらなければ、そもそも何を知ればいいのか、さらには今の自分になにが足りないのかも、把握することができません。
ちなみに、株式投資は経験年数で投資家のレベルを把握することが多いと思います。
しかし、それだと投資家の本当のレベルがうまく把握できません。
株式投資を十年やっていても、勝てない人は勝てないのです。
そうしたことから、投資家のレベルを大別する4つのカテゴリーを独自に考えました。