（3）勝ち残る投資家

　3つ目が勝ち残る投資家です。本書でいうところの「考え方」「見方」「やり方」の3つを、きちんと理解している投資家がこれに当たります。

　投資家としての自立心が芽生え、「最後に信じるものは、自分の経験だけだ」ということを、じょじょに理解しはじめています。

　ここまでくると、利益も毎年のように伸びていることでしょう。

　数年に一度の暴落も、あらかじめ想定内です。むしろ相場の山と谷を味方につけています。また、リスクを抑えた信用取引も有効に活用できています。

（4）勝ち続ける投資家

　最後の4つ目は、勝ち続ける投資家です。

　自分なりのトレード手法を確立した、いわば自立した投資家が、これにあたります。

「考え方」「見方」「やり方」の基本を押さえ、さらに自分なりの投資手法で技術を磨いています。その方法に絶大な自信を持ち、他人の批判も気にしません。

　また、つなぎ、カラ売りといった高度なテクニックを活用して、相場のプラスとマイナスのエネルギーを利用した売買ができています。