アイデア1 「気象関係の情報を発信する人をフォローする」

 2018年7月5日は三重県桑名市で、6日は大阪北部地震の被災地である枚方で、というのが私の講演予定日でした。7月4日に気象庁は、こちらの情報をだしていました。

 気象庁が、7月4日の段階で8日まで大雨が続くなんて予報を出すなんて、今まで見たことなかったのでびびりました。数日間、同じような地域で大雨というのも怖い情報です。

 また、のちに詳しく紹介させていただく雲研究者・気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎さんも7月4日の段階で、このような情報を発信しておられました。

荒木健太郎さん 雲研究者、気象庁気象研究所研究官。防災・減災を目指して、豪雨・豪雪・竜巻などをもたらす雲の仕組みを研究している。著書に『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)、『世界でいちばん素敵な雲の教室』(三才ブックス)、『雲を愛する技術』(光文社新書)、『雲の中では何が起こっているのか』(ベレ出版)など。
 Twitter:@arakencloud,Facebook:kentaro.araki.meteor

「非常時持ち出し袋」や「避難場所」の話題まで出ています。今までにない災害が起こりそうな、ざわざわとした情報は4日に出ていました。そのため、7月5日の9時32分に、7月6日の枚方市の講演の主催者の方に中止の検討についてメールしました。

 6日は大阪北部地震後、被災地の子育て世代の方がすぐに連絡をくださって、何をどう備えたらいいか知りたいと、急遽、講演が決まった日程です。それを中止(延期)にするのは心苦しかったです。でも、過去の記事でも書きましたが、自然を相手にする時は、主観的な事情は判断要因に入れない事にするのがアウトドア流です。

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