グループの垣根を越える共通ポイント

「三通系カード」が強いのは、“共通ポイント”の使い勝手の良さが大きい。共通ポイントとは、いままでグループ内でしか貯まらなかったポイントを、業種の垣根を越えて多くの店舗で貯まり、使えるようにした汎用性の高いポイントのこと。店先で配布されているポイントカードを提示(入力)するだけで、提携先のリアル店舗、ネット店舗でポイントを貯めることができる。

 共通ポイントの主なものが、2002年10月にスタートしたカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」、続いて三菱商事系の「Pontaポイント」、さらに楽天の「楽天スーパーポイント」などだ。そして、2015年にはドコモの「dポイント」が共通ポイント事業への参入を果たした。共通ポイントの提携先は日々拡大中で、生活のあらゆるシーンで無理なく貯めることが可能になっている。

共通ポイントの元祖「Tポイント」

 Tポイントは2017年12月末時点で提携店舗数が77万超と共通ポイントの中で最も多く、多様な店で使えるのが特徴だ。ポイント還元率は0.2~0.5%と高くはないが、とにかく店舗数が多いから、あちこちで貯めることができる。「ファミリーマート」「サークルK・サンクス」「スリーエフ」といったコンビニのほか、ファミリーレストラン、コーヒーショップなど生活に密着した店舗が多く、普段の生活でコツコツとポイントを貯められる。

 ヤフーと提携しているため、インターネット上での貯めやすさも見逃せない。「Yahoo! JAPAN」のIDにTカード番号を登録しておくと「Yahoo! ショッピング」と「LOHACO(ロハコ)」で通常は1%、「5のつく日キャンペーン」と題して毎月5・15・25日にはパソコン・スマートフォン・タブレット利用で3%、スマホアプリでは5%のポイントが貯まる。

「Yahoo! トラベル」や「ヤフオク!」「Yahoo! 公金払い」など、ショッピング以外のサービスでもポイントが貯まる。貯めたポイントは1ポイント=1円として加盟店での支払いに利用できるほか、各種ポイントや商品にも交換可能になっている。