夏といえば、ビールでしょ!というビール党の方はこの季節、毎日の晩酌を楽しみにしていらっしゃることかと思います。しかし、ご存じの通り、ビールの飲み過ぎは肥満の原因になり、実際に太ってしまう方も少なくありません。
とはいうものの、本当にビールの飲み過ぎが太る原因と言い切れるわけではありません。そこで今回は、ビールの飲み過ぎで太る人と、それ以外の要因で太る人など、それぞれの原因別に対策法をご紹介します。
ビールのカロリー、糖質量を知ろう
ビール党の皆さんは、ビールのカロリーや糖質量をきちんとご存知ですか?平均的なビール100mlあたりのカロリーは40~63kcal、糖質量は100mlあたり3.0~4.6g(メーカーや淡色とスタウトなどタイプによって異なる)です。つまり、350ml缶1缶で140~220kcal、糖質は10.5~16.1g、中瓶1本だと200~315kcal、糖質15.0~23.0gをとることになります。
200kcalというと、30分ほどジョギングをしないと消費できないカロリーですし、糖質15gはご飯中茶碗1/4杯、食パン6枚切り約1/2枚分に相当します。
思っていたよりも多いと思いましたか?少ないと思いましたか?
アルコールの摂取は肝臓の負担になります。国が定めている適量は純アルコールで20g以下なので、ビールなら500ml (純アルコールが 22g)以下に抑えるのがベストです。ご自分がいつも飲んでいる量をカロリーや糖質量に置き換えてみると、飲み過ぎ予防になるかもしれません。