いかがだろうか?お金の支払い方は、本人の気持ちの表現方法の一つなので、もちろん、これが絶対正解という答えはない。もし、デートで迷った時は、「自分はこうしたいと思っているけれど、君にとってどういう形がいい?」と相談してみてはどうだろうか。なぜ自分がこう思うのか、それを選んだプロセスなど、理由やストーリーをしっかり相手に伝えることができれば、2人の思い込みや誤解が減り、すれ違いの多くが解決するはずだ。

 また、相手や自分の癖やタイプについても、良い悪いでジャッジしてしまったり、相性が合う合わないといった話で終わらせてしまうのは好ましくない。なぜなら結婚に対してどんどん選択肢が狭まってしまうからだ。

 最初の例で挙げた夫婦のように、小さい頃から育った環境なども大きく影響した上で、今の価値観に至っていることを理解することも大切である。それに気づき、学ぶプロセスも結婚の醍醐味だと筆者は思っている。それぞれ異なる価値観のカップルが惹かれ合うのは何か魅力があるはずだからだ。価値観の違う2人がその理由や背景を知り、これから一緒に結婚生活を送る中で、気づきや自覚、さらに得られる達成感があるという視点を持つことが、2人の幸せな暮らしにとても重要なカギではないかと思う。