「まあまあ混んでいた午後6時台の通勤電車内でバトルが起きました。大学生風の若い男の子と40代くらいの見た目普通な男性サラリーマンです。若者が肩にかけた鞄(かばん)がサラリーマンの体に当たって、それに対して怒ったようでした。

 サラリーマンが体に当たる鞄を払うようなしぐさをして、若者をじっとにらみつけていて、若者もそれに応じるようにガンを飛ばしていて……。バチバチな雰囲気になって、何かが始まるかと思ったところで、若者が『うぜぇんだよ』と挑発。

 サラリーマンは無言で若者をにらみ続けて、次の駅で2人は降りました。サラリーマンが若者を引きずり出したように見えましたね。ホームで殴り合いが始まるかと思ったら、サラリーマンが3~4発若者を殴る蹴るした後、ドアが閉まる直前に1人だけ電車に乗り込んできたんです。

 明らかに、キレやすくて暴力的な人ですよね……。周りはさーっと引いていて、サラリーマンの周りだけ妙に空いていました」(30代女性)

 これはもはや、暴行事件だ。見た目が普通のサラリーマンだったというだけに、その豹変っぷりが逆に恐ろしい。電車内で他人の鞄が自分の体に押し付けられたり、ゴツンと当たったりするのは、混んでいれば仕方のないこと。それでもキレる人がいるというのは、なんとも恐ろしい事実だが、頭の片隅に置いておきたい。

モンスター乗客を回避するために
私たちができること

 移動手段の1つとして電車を使う私たちが、モンスター乗客を完全に避けるのは難しい。たまたま乗り合わせた電車に、たまたまモンスター乗客がいた、なんてこともあるからだ。

 彼らとの間でトラブルが起きないようにするには、モンスター乗客だと察知したら距離を置くこと、関わらないようにすること。それしか方法はない。

 逆に正義感を持って果敢に立ち向かおうとしても、良くないことに巻き込まれる可能性もある。もちろん、誰かが困っていたら助けるのは良いことだが、その場の状況を見て判断し、駅員などを呼ぶのも賢い選択だ。

 安心安全な電車通勤生活を送りたいものである。