「働きたい!」と思う女性を阻む壁、それは「時間」です。
子育てや介護に追われる人、
趣味や勉強もそれなりに楽しみたいという人、
とにかく長時間労働だけはイヤという人。
はたして、そういう女性はパートしか選択肢がないのでしょうか。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、
世界第2位の成績を残し、
独立後に出版した書籍は
累計200万部超えの作家・和田裕美さんが教える
「時間と場所に縛られない働き方」とは?
彼女が20年かけて伝えてきたことの集大成である
書籍『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』の
一部を再構成してご紹介。
(まとめ/両角晴香、編集部、著者写真/佐久間ナオヒト)
働きたいけど働けない。
主婦の悩みは「時間」がない
働きたい! と思う主婦たちを阻む壁、それは「時間」です。
最近では、自分の都合の良い時間で専門スキルを活かして働くために「非正規雇用」型をあえて選ぶ人も増えているそうです。
子育てをしていなくても、自分の趣味や勉強に時間を使いたいと思っている人も、同様に「非正規雇用」を選ぶケースもあります。
専門スキルがあれば、自分で働き方を選べるようになります。
裏を返せば、自由な働き方をしたければ、専門性を身につけるのが一番早いということです。
「でも今から専門スキルを身につける自信がない…」という人も多いですよね。
実は、専門性がない仕事でも、自由な働き方を選択できるものがあります。
それは「一生もののスキルを使った仕事」です。
意外と知られていませんが、セールスの仕事は、一生ものの専門職です。
こうお話をすると、たいてい「えーっ」と驚かれ、次のように言われます。
「でも、営業のお仕事って忙しいでしょう」
「どうせ、いっぱい働くから稼げるのでしょう」
これは大きな誤解です。
一生もののスキルを使った仕事をしている人と「忙しい人」は、必ずしもイコールではありません。
営業が昼夜問わず働いているかというと、そんなことはありません。
むしろ、優秀な人ほど「短期集中型」で、だらだら仕事をしないのです。
専門性を高めたいなら労働時間ではなく労働の質にこだわること。そうすることで生産性も上がりスキルアップにつながるはずです。