セールスの仕事は
忙しい主婦やママに向いている

「営業職=長時間労働」の誤解。<br />優秀な人は短い時間でも稼げる!和田裕美(わだ・ひろみ)京都生まれ。作家 株式会社HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授。営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開している。
累計200万部超の著書に、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』『和田裕美の営業手帳』(以上、ダイヤモンド社)など多数。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、世界第2位の成績を残し、その後、女性初の最年少支社長となった実績がある。
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「営業職」とひと言で言っても、さまざまな種類があります。

たしかに、仕事帰りのビジネスマンが「お客さま」のフィットネスクラブや英会話教室などは、ある程度勤務時間が制限される場合もあります。しかしそれはレアケース。

セールスは、時間に縛られないフレキシブルな働き方ができるお仕事です。いわゆる事務職のように毎朝出勤する義務はありません。なぜなら、職場に「いること」が仕事ではないから。

お客様や会社の了承さえ得られれば、「直行」「直帰」や、アポ時間を自在にコントロールできるのも営業職のメリットです。

あまり知られていませんが、「営業だから、子育て中も無理なく続けられてる」という人もいらっしゃるのですよ。

時間給は「時間をお金に変える」という雇用形態ですが、成果給は読んで字のごとく「成果の数字」だけ見られます。

時間給の人は、1時間と言われたら1時間拘束されますが、成果給の人は10分でノルマを達成できたら任務完了です。

できる子育てセールスパーソンは、「いかに短い時間で成果をあげるか」を考えて工夫し、アポを上手に入れて効率よく営業に回ったり、報告メールは移動中に打つなど、時間のやりくりが上手です。

仕事を通じて「時間のやりくりスキル」が向上し、結果、家事にかかる時間も短縮できて、ゆっくり子どもとの時間を過ごせるようになったという人も多く、なかには「稼げるようになったので、新しい趣味まではじめちゃいました」というツワモノも。

時間とお金が使えると、人生の選択肢はグンと広がるんですね。