1.単語ではなく文章で、他人にも理解出来るように表現する
前々回の「バッグ」の例でもわかるように、単語ではなにをどうしたいのかがわかりません。
バッグを買いたいのか、バッグを手作りしたいのか。お気に入りのバッグを並べることが出来る専用の棚をつくりたいのか……。
文章で表現することで、ある程度は具体化することができます。
けれども「バッグを買いたい」だけでは、どんなバッグが欲しいのかが他の人にはわかりません。普段の買物用のトートバッグなのか、仕事で使うA4サイズが入るカッチリ系バッグなのか、お洒落してお出かけする時用のハンドバッグなのか?
特定のブランドのもの、色、デザイン、素材にこだわりがあるのか、どんなものでもいいのか?
「なんでもいい」とリクエストしておきながら、いざ手に入ってから「赤色じゃなくて黒のバッグが欲しかったのに」と言うのでは遅いのです。
望みの物を手に入れたいのであれば、より詳しく、他の人にも理解してもらえるように表現しましょう。
具体化するとは、自分だけがわかる表現から、他の人にもわかる表現へとレベルアップさせることなのです。