米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は29日、同社のCEOとして留任する一方、会長職からは3年間退くことで米証券取引委員会(SEC)と和解した。SECが同日、明らかにした。  SECが27日にマスク氏の提訴に踏み切ったのは、同氏と弁護団が土壇場で和解案の受け入れを拒み、裁判で争う姿勢に転じたためだったという経緯がある。SECは8月に同氏がツイッターに投稿した株式非公開化計画で投資家を欺いたとして同氏を提訴した。