米フェイスブックがユーザー情報流出の恐れがあると28日に発表したことについて、欧州連合(EU)のプライバシー監督当局は、EUの新たなプライバシー関連法に違反したことが判明すれば最大16億3000万ドル(約1850億円)の制裁金を科す可能性がある。。フェイスブックにとってEUでの主要なプライバシー監督当局であるアイルランドのデータ保護委員会(DPC)は29日、EUのどの地域のユーザーが影響を受けた恐れがあるのかを含め、情報流出の内容や規模について追加の情報を提出するよう同社に要請したと明らかにした。DPCは電子メールでの発表文で「フェイスブックがこの問題を見つけたのは25日で、多くのユーザーに影響を与えるにもかかわらず、問題の概要を明確にできず、現時点でのユーザーのリスクも説明できていないことを懸念している」と述べた。
フェイスブック、EU当局から1850億円の制裁金か
有料会員限定
あなたにおすすめ