米国家経済会議(NEC)のラリー・クドロー委員長は2日、12月にブエノスアイレスで開催される20カ国・地域(G20)会合で米国と中国の貿易協議が再開される可能性があるとの見方を示した。  クロドー氏はワシントンで開かれている証券業界の会合で、協議再開の公式な計画はまだないとしながらも、米当局者は踏み込んだ協議になるのであれば交渉する用意があると述べた。  「大きな希望は、中国が交渉の席に着き、ルールにのっとって行動し始めることだ」とし、これまでの協議は「われわれの見地からすれば不十分」だと付け加えた。