米民主党は11月の中間選挙で下院、または上院の過半数議席を奪取した場合、ドナルド・トランプ米大統領の納税申告書を精査する構えだ。申告書の入手権限を持つ可能性のある党内有力議員らが3日、明らかにした。民主党が下院で過半数を握った場合、歳入委員会の委員長に就任するとみられるリチャード・ニール(民主、マサチューセッツ)下院議員は、大統領の納税申告書を入手する考えを示した。トランプ大統領はこれまで自発的な公表を控えている。ニール氏は納税申告書の提出を求めるかとの質問に「イエスだ」と答えた。また、ロン・ワイデン上院議員(民主、オレゴン)も、民主党が上院で過半数を奪還し、1月に上院財政委員会の委員長に就任した場合、納税申告書を求める考えを初めて示した。
トランプ氏の納税申告、民主勝利なら再び焦点に
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