不正利用される前に、賢い人の「ポイント」消費術とは?
ポイント不正利用の一番の防止策は?(写真はイメージです)Photo:PIXTA

ポイントの不正利用が後を絶たない。先月はNTTドコモで起こったが、過去にはTポイントでも楽天スーパーポイントでも起きている。ポイント不正利用の一番の防止策は、貯めずに速やかに使うことかもしれない。そこで今回は、共通ポイント界で起きているトピックスを見ながら、より上手なポイントの使い方について3つ紹介しよう。(消費経済ジャーナリスト 松崎のり子)

「お客様のdポイントカードを緊急措置として利用停止とさせていただきます――」

 まだ残暑の残る9月初旬、突然こんなメッセージが送られてきて驚いた人も少なくないだろう。

 共通ポイントの中では後発ながらも、強気の攻勢を見せてきたNTTドコモ(以下ドコモ)の「dポイント」が不正利用の被害に遭ったのだ。ドコモは9月10日に約3万5000件のdポイントカード番号の利用停止措置を実施したという。その中にはクレジットカード機能付きのdカードが含まれていたため、再発行ともなれば少々面倒だ。

 毎月、dポイントあるいはクレジットのdカードで購入・決済をしなくても、ドコモユーザーにとって月々の通信利用料金に応じて付与されるdポイントは、その貯まりやすさが武器だった。ポイントサービスのさらなる拡充を狙っていたドコモにとっては、不名誉な事件となったことだろう。

 今の世の中、この事件は他人事では済まない。今回は不正アクセスによる番号流出が原因とされているようだが、同じような不正利用は過去にTポイントでも楽天スーパーポイントでも起きている。何と言っても数十億円分もの仮想通貨が一瞬で盗まれる時代だ。どんなにセキュリティレベルを上げたとしても、決して安心はできない。

 ポイント不正利用の一番の防止策は、貯め込まずに速やかに使うことかもしれない。今、共通ポイント界で起きているトピックスを見ながら、より上手な使い方について3つ考えてみた。