米最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏の人事案を巡り、米上院議員は4日、同氏の性的暴行疑惑に関する米連邦捜査局(FBI)の追加調査結果の精査に着手した。ホワイトハウスと共和党は疑惑を裏付ける証拠は見つからなかったとする一方、民主党は調査は不完全だと主張し、与野党が対立している。ミッチ・マコネル上院院内総務(共和、ケンタッキー州)は、5日に手続き上の採決を行い、6日にも本採決を実施する意向を示している。米上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長(共和、アイオワ州)によると、機密情報の流出を防ぐため、FBIの報告書は安全な場所でのみ閲覧で、共和・民主党が交互に目を通しているという。
カバノー氏FBI調査、共和党「疑惑裏付けなし」
有料会員限定
あなたにおすすめ