厳しい指導、溜まるストレス
うっぷんは下級生へのいじめに
また、顧問やコーチの指導に問題があることから部やチーム内の雰囲気が悪くなり、結果的に上のものが下のものをいじめる、という構図が複数のエピソードに見られた。
「中学時代にスポーツクラブにいました。コーチが厳しくて、手が出ることも多く、いつも誰か殴られないか、怒鳴られないかビクビクしていました。そのクラブでは備品や私物がなくなることやいじめも多かったです。今思うと、心理的に追い詰められていたんだと思います」(20代男性)
「高校時代に、その地方では一番強いチームに所属していました。割とマイナースポーツなのでスポーツ名は伏せますが、チームスポーツです。男性顧問が、チーム内の優秀な2人だけを贔屓するので、そのせいでチーム内がギスギスしていました。他のメンバーには内緒にして、その2人だけをファミレスに連れて行ったりするんですが、結局贔屓されてる子が他の子に自慢したりして……。贔屓されないメンバーは、その顧問のことを嫌いつつも、たまに誉められるとやっぱりうれしくて、一種の洗脳状態だったかもしれません」(20代女性)
「高校時代、サッカーの強豪校にいました。自分は公立中学時代はエースだったけれど、その高校では戦力外で、グラウンド整備と筋トレばかりしていた記憶があります。レギュラーには、その後日本代表になったような選手もいました。スター選手たちは試合に出ることがない選手を見下していて、顎で使われるようなことも多かったので屈辱でした。コーチもそういうのを見ていたけど、別に注意などはしていなかったですね」(30代男性)
顧問やコーチの顔色を見ながら結果を出さなければならない状況では、スポーツを楽しむどころではない。結果的にパフォーマンスの低下につながると思うのだが……。



