中国は、イラン産原油に対する米国の制裁発動を控え、イランからの原油輸入を削減した。これまでは米国の制裁に対抗する姿勢を示しており、方針を転換したことになる。関係筋が明らかにした。  トランプ米政権は対イラン包囲網を形成して、同国を経済的に孤立させることを狙っており、イランの最大顧客である中国が輸入縮小に動いたことで、政権にとっては大きな追い風となりそうだ。