1人の目はあてになりません。というか、あてにしてはいけないのです。自分で何度も読み返すよりは、誰かにダブルチェックしてもらったほうがミスを見つけられます。

 個人で進める仕事が中心で、チェックを頼みづらい職場では、「ペア」を決めて、お互いにチェックする仕組みを導入するといいでしょう。

「二重入力」で確認漏れをなくす

 ダブルチェックはミスを防ぐ基本中の基本ですが、「2人ともミスを見落とす」可能性があります。そうした確認漏れがなくなる「二重入力」という方法があります。

 二重入力では、「チェック」を行ないません。AさんとBさんの両方が同じデータの入力作業を行ない、入力後、Excelなどを使って2つのデータを比較していきます。つまり、機械的に照合を行なうのです。

 人によるチェックは見落としのリスクがつきまといます。どんなに一生懸命確認しようとしても、忙しかったり、体調が悪かったりして集中できていない状態だと、間違いを見つけられないことがあります。

 また、「入力した○○さんはミスのほとんどない人だから大丈夫だろう」と勝手に判断して、ざっと眺めただけで終わりにしてしまうなんてことも起こります。