ビジネスパーソンたるもの、契約書のことは法務に任せておけばいいなどと、無知無責任では済まされません。ましてや仕事以外の売買契約でも、無知が命取りにならないとも限りません。このたび書籍『ミスよけ大全』を出版した経済評論家・経営コンサルタントの中島孝志氏が、契約書・見積書でミスしがちな注意ポイントを伝授します。
契約書に記入する
「3種類の日付」を理解する
経理でも、営業でも、商品開発でも、なんらかの形で契約書に関わる機会はあると思います。
しかし、多くのビジネスパーソンは契約書についてあまり理解できていないように思います。
とくにミスを起こしやすいのが「日付」です。実は、契約書に記載する日付は大きく分けて「3種類」あります。それぞれ簡単に説明します。