後輩のミスは先輩のミス、ともいえる。先輩が100%悪いわけではないが、指揮系統が先輩→後輩になっているなら、先輩にも監督不行き届きという意味で、間違いなく非はあるだろう。

 特に本件の場合、先輩は後輩の動きをメールで追うこともできたわけだし、進捗(しんちょく)を確認することもできた。それを怠っているにもかかわらず、失敗をすべて後輩に押しつけるのはいかがなものだろうか。

社内のモンスター先輩に遭遇したとき
私たちが考えたいこと

 他にも「後輩を先に帰らせない先輩」「営業時などに重たい荷物を後輩にすべて持たせて、手伝おうとしない先輩」など、モンスター先輩としかいいようがない事例が寄せられた。他にもいろいろなモンスター先輩が、さまざまな会社に生息しているのだろう。

 ただ、私たちはモンスター先輩から逃れられない。残念ながら自分とは違う文化を持つ先輩は当然社内にいるし、配属先や周囲のメンバーを自分の思い通りにできるわけではないからだ。

 どんな先輩が自分のそばにいるかは、運と縁で決まる。だから、モンスター先輩と遭遇しても、なんとか乗り切るしかないのだ。

 心がけるべきは、むやみに深い関わりにはならないこと、話す必要のない事柄は話さないこと、仕事の指示を受けた際は慎重になること、といったことだろうか。モンスター先輩は「毒」の要素が強い。毒にやられることなく、会社で生き抜いていきたいものである。