アップルの「Mac(マック)」と「iPad(アイパッド)」は年間売上高が合わせて約450億ドル(約5兆0900億円)と、世界で最も実入りのいい「副業」と呼べるだろう。同社の主力事業は「iPhone(アイフォーン)」だが、MacとiPadにもさらに業績に貢献させようとしている。アップルは30日、「MacBook Air(マックブック・エア)」「Mac Mini(マックミニ)」「iPad Pro(アイパッド・プロ)」のした。特に注目なのはMacBook Airだ。かつて革新的なノート型パソコンと言われた同製品は基本デザインが2010年以降ほぼ変わっていなかった。新型MacBook Airはディスプレー幅が広がり、軽量化されたほか、さまざまな改良が加えられた。iPad Proもデザインが一新された。今年はマイクロソフトやアルファベット傘下グーグルなどからタブレットとパソコンの特徴を兼ね備えたされているが、新型iPad Proはそうした製品の好敵手になるとみられる。