米政府当局者は5日、米国への難民申請を目指して北上している中米移民の集団(キャラバン)が入国を図りそうなメキシコ国境沿いの3地域に4800人超の兵士を配備したことを明らかにした。派兵規模は2日時点の約3500人から拡大した。国防総省は過去10日間で少なくとも3回にわたり増員した。中間選挙が目前に迫る中、ドナルド・トランプ大統領はメキシコ南部から徒歩で北を目指すキャラバンが数週間で米国との国境に到達する見通しだとし、国家安全保障上の脅威だとの認識を示した。複数の政府関係者によれば、軍隊はテキサス州リオグランドバレーのマッカレンとブラウンズビル、カリフォルニア州サンディエゴの南方に位置するサンイーサイドロ、アリゾナ州ノガレスの周辺に配備されている。
メキシコ国境の米軍兵士、4800人以上に増強
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