ワールドSUV、新型5th・CR―Vが日本デビューした。パワーユニットは1.5リットルターボとハイブリッドの2種。全車18インチアルミとナビが標準という充実装備である。ミドルクラスSUVの“台風の目”になるか。
2年ほどの販売空白期間を経て
再び日本市場に復帰
1stホンダCR―Vは、SUVよりもRV(=レクリエーショナルビークル)という呼称が一般的だった1995年に“クリエイティブムーバー”(生活創造車)というキャッチコピーで登場。発売直後から多くのユーザーの支持を獲得。たちまち人気モデルに成長した。乗用車の快適性を重視した設計と、RV(SUV)らしいタフネスを巧みにミックスした商品戦略が人気の要因だったように思う。
CR―Vは、当初はあくまでも“日本市場に対応した、日本のクルマ”だった。が、米国を中心とした海外市場で販売が増加するにつれ、しだいに国際車というキャラクターが強くなった。