米ホワイトハウスは、CNNテレビのジム・アコスタ記者に対し、ホワイトハウスの入館許可を停止した。この措置は、中間選挙後に記者会見を開いたドナルド・トランプ大統領と同記者が再び激しくやりあった後で起きた。サラ・サンダース大統領報道官は、アコスタ氏の報道陣向け許可証の効力を停止したのは、トランプ氏が会見でアコスタ氏の質問に答えるのをやめたとみられた後にホワイトハウス実習生がマイクを引き取ろうとしたところ、アコスタ氏がこの実習生に「触れた」ためだと述べた。このやり取りを映した動画を見る限り、アコスタ氏はマイクを離そうとしなかったが、実習生に対する不適切な接触はなかったように見えた。サンダース氏は「トランプ大統領は報道の自由を尊重しており、自身と政権に対する厳しい質問を歓迎している」とした上で、「だがわれわれは、ホワイトハウス実習生としての職務を果たそうとしているだけの若い女性に記者が触れることは絶対に許さない」と述べた。