大迫傑選手が日本新記録を出すなど、東京五輪に向け日本マラソン界が活性化している
大迫傑選手が日本人初の2時間5分台を記録するなど、東京五輪に向け日本マラソン界が活性化している Photo:AP/AFLO

マラソングランド
チャンピオンシップとは?

 今週末の日曜(12月2日)、福岡国際マラソンが行われる。この大会を皮切りに日本のトップランナーの2018~19年マラソンシーズンが始まるわけだが、出場するランナーのモチベーションは例年よりはるかに高いにちがいない。来年9月15日に行われるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権獲得への挑戦ができる最後のシーズンだからだ。

 MGCは2020年東京五輪のマラソン代表を決める一発勝負のレースだ。日本陸連はこれまで代表選考レースを複数設定していたため、選考基準が曖昧だと物議を醸すことが多かった。そうした選考における不透明感をなくすため、東京五輪を機に誰もが納得できる一発勝負の選考に切り替えたわけだ。

 MGCには日本陸連が指定したレース「MGCシリーズ」に出場し、設定されたタイムや順位をクリアすることで出場権が与えられる(他に国際陸連の設定タイムをクリアした場合もワイルドカードとして出場が認められるが、条件はMGCシリーズより厳しい)。