野外フェスで感じた「キャッシュレス化」の力
来年の消費税増税を控え「キャッシュレス決済」という言葉が話題になっている。新しいものに対して一度は懐疑的な姿勢を取りがちな筆者も、実はキャッシュレスに移行しつつある派。なぜなら、単純に便利だからである。慣れてくると、現金で支払いをすることが面倒になる。
キャッシュレス決済とは、クレジットカードやスマートフォン、ICカードなどで支払いをすること。他国と比べて、日本はキャッシュレス化の普及が遅れていると言われている。
筆者がキャッシュレス決済の利便性を強く感じたのが、一昨年のフジロックフェスティバルに参加した際の経験だ。一昨年は雨の中の開催になり、また有名邦楽アーティストが多数出演したこともあって、筆者のような野外フェスに慣れていない観客も多くいた。
見たいアーティストのパフォーマンスの間をぬって屋台で食事をとるのはフェスの楽しみの1つだ。そのため屋台には長蛇の列ができる。