金融機関のカモにされる高齢者
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「親」についてのよくある話

 筆者は、個人相手の「相談」を本業としていないし、有料で相談に応じることはほとんどないのだが、さまざまな事例についての情報の提供はありがたいので歓迎しており(筆者の会社宛てメールinfo@mybenchmark.co.jpにどうぞ)、無料でやり取りをすることもある。

 お金の問題だけなら、答えが簡単に決まることが多いので、すぐに回答することもあるのだが、義務として回答するのは負担が大きいので、無料の代わりに、返信の有無は好きにさせてもらっている。

 さて、先日、筆者が執筆した本の熱心な読者と思しき方(女性)から、その方のご両親の資産運用状況を帰省したときに知って、「金融機関のカモにされている!」と思ったが、説得がなかなかうまくいかないというメールをもらった。

 詳しい金額を知らせてきたわけではないが、メールによると帰省時に70代のご両親の状況は以下のようなものだったらしい。

(1)父:農協と信金の普通預金に1000万円以上の普通預金
(2)父:某メガバンクに勧められ購入した毎月分配型投資信託
(3)母:某メガバンクに1000万円以上の普通預金
(4)母:毎月分配型ではない投資信託で既に損失を出して売却
(5)母:もう投資信託はやりたくないから、と外貨建て生命保険を購入