米アップルは13日、テキサス州オースティンに10億ドル(約1130億円)を投じて新社屋を建設する計画を発表した。ゆくゆくは1万5000人分の雇用を生み出す可能性があるとしている。米国経済への貢献度を高める約束の実現を目指す。アップルは新たにワシントン州シアトル、カリフォルニア州サンディエゴとカルバーシティの3都市にもオフィスを設け、各拠点で1000人超の従業員を雇用する。向こう3年でニューヨーク、ボストン、オレゴン州ポートランドなどの都市でも従業員を増やすと述べた。オースティンの新キャンパスでは当初5000人を雇用する。人員規模はいずれ3倍になる可能性があると説明している。アップルは今年に入り、米国内の設備投資に300億ドルを投じ、2万人分余りの雇用を創出する計画を示していた。この数字には、まずは顧客向けのテクニカルサポート部門を収める新キャンパスと、全米各地のデータセンターへの100億ドルの投資が含まれている。
アップル、テキサス州オースティンに新社屋建設
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