フランス・パリのルーブル美術館で19日、観光客が続々と入館する中で強盗グループが2階のギャラリーの窓から侵入し、王室の宝飾品を複数盗み出した。ルーブルは世界で最も多くの観光客が訪れることで知られる。事件は現地時間の午前9時半頃に発生。4人の犯人は、2台の大型オートバイと家具用リフト付きトラック1台をルーブル美術館の前に駐車した。フランスの検察や警察によると、犯人のうち2人は家具用リフトを使用し、同国で最も価値のある宝石が展示されている「アポロン・ギャラリー」の外のバルコニーに入った。そのうち少なくとも1人は、高視認性の黄色いベストを着用していたという。2人はその後、電動工具のアングルグラインダーを使って窓を切断し、内部に侵入した。
ルーブル美術館に強盗団、リフト使用し犯行時間は7分
家具用リフト付きトラックを使用してギャラリーに侵入し、バイクで逃走
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